東北工業大学 情報通信工学科 中川研究室


たたみこみ(合成積)
前のページより続く
忘れ方にも
個性がある (続き)
 人それぞれの忘れ方、図解してみました。
横軸は経過時間です。

 経過時間は つらいことがあった日 から 今日まで の時間ですから、
(経過時間)=(今日)-(事件のあった日)  ですよね。



すっぱり忘れるタイプ
短い経過時間ですぐ減少して0になるグラフ
事件当日         経過時間

いつまでも根に持つタイプ
なかなか減らないグラフ
事件当日         経過時間


後でショックがのしかかるタイプ
最初は小さい値なのにあとでかえって大きくなってしまうグラフ
事件当日         経過時間

ショックがぶり返すタイプ
最初順調に減っていたのに途中から増えてしまうグラフ
事件当日         経過時間


 これらは個人の忘れ方を表すので wasureru の 頭文字を取って w と名づけましょう。
 忘れ具合は経過時間によって変わるので、 経過時間の関数として w(経過時間) のように書くと良いですね。

 重大事件ならこれに大きな値を、 些細な事件ならこれに小さな値を 掛け算することになります。 事件の重大さはその時によって違うので、事件の日時の関数として f(事件日) と書くことにしましょう。


昔の大事件より
今日の些事
 忘却を表す曲線にはいろいろあっても、 基本的にだんだん減っていく性質のものですから、 いくら大事件でも、昔の出来事であれば だいぶ忘れています。

 それより、 ついさっき起こった些細な出来事の方が、 今はダメージが大きい、ということがありますね。

 「3歳の時に三輪車ごと川に落ちて大変だった」 という命に関わる大事件よりも、 「靴下の穴をさっき他人に見られた」なんてことの方が、 今の自分には大事かもしれませんよね。 事件としては小さくても、経過時間が少なくて、 まだ余り忘れてないからです。

 経過時間
川に落ちる    靴下の穴
(大事件)    (小事件)

続く

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