東北工業大学 情報通信工学科 中川研究室


研修日記2008
教育実習の感想より抜粋

☆大変だったこと

・早起きが大変でした。(睡眠2〜4時間) リポビタンDは必須のアイテムです。

・授業が思うように進まないことです。 一度も予定範囲まで進みませんでした。

・授業の準備段階で、生徒が示すだろう 反応をある程度予想してみましたが、 予想と違う反応ばかりで困りました。

・休み時間はうるさいクラスなのに、 授業中は真面目になってしまうので そのギャップに困りました。

・授業に「メリハリ」をつけることが 難しくどうしても単調になってしまい、 授業の流れをつくるのに苦労しました。

・板書の仕方が苦手です。

・学習指導案の作成全般です。

・集会などでクラスをまとめることが 意外と難しかったです。

・やっぱり実習日誌が一番大変です。

☆感動したこと

・「先生!」って呼ばれることですね。

・母校で実習できて幸せでした。

・苦楽を共にした実習生と絆ができました。

・数学Aの中間試験の追試を控えている 生徒がいました。追試の当日に、教えて ほしいと頼まれ、80分ほど個別で授業を しました。追試の合格点は60点ですが、 その生徒の本試の点数は40点未満であり 正直 厳しいかなと思いましたが、翌日 知らされた結果は合格でした。点数は 30点以上アップしていて、喜んでいる 生徒の笑顔が印象に残りましたし、 感謝されたときは嬉しかったです。 数学が苦手な生徒でしたが、 「わかると楽しい。」 と言ってくれたことが何よりでした。

・最終日、帰りのHRで色紙を貰いました。
「授業が楽しかった」
「わかりやすかった」
「いい先生になってね」
など、お世辞でも嬉しいメッセージが たくさん書いてあり、感動しました。

・「担任になって!」 と言われてその気になりました。

・音楽の実習生のオーボエ生演奏に 感動しました。音大さすがです。

・HR指導教諭が自分の3年次の担任で、 迷惑をかけつつも実習できたことです。 成長した?姿をみせられたと思います。

・教師という職業の素晴らしさに 感動しました。

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 学年集会で生徒達にこれまでの経験を語る機会を用意していただけました。高校生活や大学生活を語り、放課後に生徒から質問をされて、「俺の経験でも生徒のためになるんだ」と思えました。浪人生活のことでしたけど、苦しい生活を語って驚かせて勉強が大事だということを伝えました。

大変だったこと
・授業の準備
・授業
・ショートホームルームを毎日受け持ったこと
 教科書に書いてある文の行間を埋めるように教材研究をし、板書ノートを作成し、授業をして、改善しても改善しても必ず反省点がありました。その繰り返しで頭が破裂しそうになりました。でも生徒達の満足を得られるようになっていくうちにそれが自信につながりました。そして担当したクラスの朝と帰りのショートホームルームを毎日担当し、連絡事項を伝えるのが大変でした。生徒達を静かにさせて、大きな声で伝えることをわかりやすく伝えることの難しさに苦労しましたが、これもだんだんと慣れていきました。

感動したこと
・最終日に担当したクラスのみんなから色紙と花束をもらったこと
 最終日は学校行事の球技大会でした。担当クラスを応援しつつ、教育実習生チームとして生徒達と試合を楽しんでいたのです。最後のホームルームではクラスのみんなに労いの言葉をかけ、総合順位では11位だったが、1年のクラスの中では1位だったことを評価しました。みんなが一丸となって獲得した結果を、みんなは誇りに思って欲しいと伝えました。そしてお別れの挨拶をしようとしたのですが、涙が止まりませんでした。みんなから励ましの言葉を投げかけられながらも、もう子供達の顔を見れなくなるのは悲しかったのです。すると生徒から花束と寄せ書きの色紙を貰いました。俺は世界一の幸せ者だと思いました。子供達から最高の「ありがとう」を貰い、俺は心からの「ありがとう」を伝えました。



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