東北工業大学 情報通信工学科 中川研究室


情報通信工学セミナー1
高校の後輩に送る、1年生の大学生活レポートです。

[入学前の印象]
自分の大学の印象は「専門的な授業が多い」、「自由な時間が多い」というものでした。

[現在の印象]
しかし実際は、まだ一年生ということもあると思いますが、高校のときにやったような内容も多く、むしろパソコンを使った授業はそれほど多くはありません。しかも科目の選択の仕方によっては体育もあったりします。体育があるというのも自分にとっては予想外でした。
また時間割は高校のときと比べれば大分自由な時間が多くバイトなどにも時間を使いやすいと思います。なので大学ではいろんなことにチャレンジするのもいいと思います。

[現在の大学での生活]
入学したばかりで大学生の生活に慣れていないこと、新しい環境にまだ戸惑うことが多いなど、毎日不安なことの繰り返しですが日々の学習・大学で出会った友人との交流・剣道部での活動など充実した毎日を送っています。

[これから大学に入るにあたって]
今からこの大学に入ろうと思っている人は以下のことをやっておくといいと思います。
まず一つ目は、高校の授業の内容をしっかりと復習しておくこと。これは前述したとおり、大学に入っても高校のときの授業の内容と同じことや、それを発展させた内容の授業があります。このような講義を受けるときに高校の内容をしっかりと覚えておくと非常に便利です。
二つ目は高校のときのノートや教科書は取っておいたほうがいいかも知れないということです。
これは大学の教科書は高校のときにやった内容でも、ちょっとわかりづらく書いてあることがあります。そんなときに使い慣れたノートや教科書があると便利です。


 まず、大学のイメージというと、授業は階段教室で大勢の生徒が黙々と講義を聞いている、怖い先輩が沢山いる、大学というだけあって堅い感じがする、等々人それぞれだと思いますが、少なくとも自分はそういうイメージを持っていました。しかし、実際に入学してみると自分が想像していたものと180°異なるものでした。授業は普通の教室で行い、大体30人ぐらいで行います。多くても40~50人、少ないときは10人程ということもあります。先生方の教え方はとても丁寧で、面白い先生が沢山います。先輩方も優しくて面白い人が多いです。

 次に、大学と高校の違いについて軽く述べていきたいと思います。
まず、大学の授業は高校と違って1時間90分授業です。始めは辛そうだと思っていましたが、慣れてくると90分授業のほうが楽です。
また、時間割は自分で決めることができます。必修科目は取らなければいけませんが、選択科目については自由なので、人によっては授業のない日や午前中だけ授業がある、午後だけ授業があるという人もいます。空いた時間は自習するも良し、好きなことをするも良し、高校と違って基本的に自由です。

 最後に、これから東北工業大学へ進学を考えている人達へ2,3アドバイスをさせて頂きます。まず、工学部へ行こうと考えている方は、高校で使った数学や物理の教科書などは取っておいたほうが良いです。大学でも使う機会が出てきます。また、大学の数学のレベルは高いので高校までに習った数学はしっかり復習しておくと良いです。
2つ目は、自分はこれがやりたいからこの大学へ行きたい、という目標を持ってください。目標の有無で大学での生活は大きく変わってきます。3つ目は、見知らぬ人とでもしっかり挨拶ができる対人スキルを身につけておいてください。少し時間はかかっても、しっかり挨拶をできるようになろうという気持ちが大切です。大学だからこそ挨拶は重要です。


[大学に入る前に思っていたこと]
大学に入る前は、大学の授業は難しい専門的な勉強をすると思っていた。また、一人暮らしは楽しいものだと思っていた。

[大学に入って思ったこと]
いざ、大学に入ってみると、情報通信工学科と言っても想像していたようにずっとPCを使ってプログラムの勉強などをしている訳ではなく、数学や、英語などの基礎からの勉強がたくさんあった。だがそのおかげで高校時代によく理解できなかったことや、忘れてしまったことなどを思い出すことができたのであってよかったと思う。また部活動に入ったことで知らない人とも話す機会が増え、先輩たちとも知り合えるので入ってよかったと思ってます。

[一人暮らししてみて思ったこと]
一人暮らししてみて最初に思ったことは、自炊することの大変さだ。今日は何を食べようかと考えたりして買出しに行くのが原付ではなく徒歩なのでとても疲れます。なので、たまに面倒くさい時は日曜日に一気に大量のカレーを作ってそれを金曜日まで食べ続ける生活をします。また、最初は気にならなかったことですが、2~3ヶ月するとだんだん汚れが溜まってきて掃除するのがとても大変です。改めて親の大切さや苦労に気づいた。

[これから大学に入る人のために]
これから大学に入る人にお勧めしておきたいことは、高校の勉強を見直しておくことだ。大学でも最初は高校の内容と近いものを学習するので、高校の勉強を見直しておくと楽に授業についていけ、単位を楽に取れるのでその分の時間を新しく習う教科に回すことができるだろう。また、春休みに自動車免許を取っておけば、八木山は坂が多いので買い物に行く時にとても便利になると思うので是非取っておいてもらいたいと思う。


[大学に入って自分はこう変わった!!]
大学に入って私は、高校で禁止されていたアルバイトを始めたり、一人暮らしを始めたので親にやってもらっていた、炊事・洗濯・掃除などの家事も自身でやるようになった。高校の時と比べて家事やバイト勉強に使う時間も多くなり遊びに使える時間を作ることが難しくなりましたが、だんだんと時間の使い方がうまくなり、忙しい中でも、家事・勉強・バイト・遊びの時間の両立もできるようになり、1日が忙しくもあり充実するようにもなりました。

[実際に入ってみたら大学はこんなところだった!!]
高校の時私は「なぜ勉強なんかしないといけないの」「こんなこと勉強しても別に将来使わないだろ」と思いながら嫌々勉強していましたが、大学は自身の興味を持った勉強ができるので「もっとこの教科についての知識をつけたい」「将来仕事に役立てたい」などと意欲的に勉強に取り組めるところです。

[高校生の時自分はこう考えていた!!]
高校生の時私は「大学に入れればどこでもいい」などとかんがえていました。しかし、大学に入ってみてそれぞれの大学にはそれぞれの特徴があり、自分にあっている大学、あっていない大学があることがわかりました。私は運よく自分にあった大学にはいることができましたが、みなさんは、しっかり入りたい大学を調べて自分にあった大学を選んでください。

[高校生にアドバイス!!]
先ほど言ったように自分にあった大学を選ぶことと、推薦など大学に合格した人は合格したからといって勉強しないでいると、センター試験など一般試験などで入った人に勉強でおいてかれるかもしれないのでしっかり勉強することと、教養教科などでは高校の教科書などは役立つので捨てずにもっていることと、大学に入って独り暮らしを始める人で、「自炊を続ける」と豪語している人は料理の練習をしたほうがいいかもしれません、私も「自炊を続ける」と豪語していましたが、私はカレーやハヤシライスやオムライスや焼きそばなど簡単な料理しかできず、ひにひにレパートリーもなくなり段々めんどくさくなり弁当などに頼り始めたら、お金もなくなり、体重もだいぶへってしまいました。

高校生の時は東北工業大学を志望し、AO入試という試験を受けた。
AO入試とは、一般入試の学力試験や高等学校の成績だけでは評価することのできない受験者の人物像を、大学が求める学生像と照らし合わせて合否を決める入試選抜である。 東北工業大学の場合、小論文と面接である。

実際、東北工業大学に入ってみたら大学は様々な出会いがあった。
小学生の時の友達、AO入試の時に一緒にいた人達、初めて会ってもフレンドリーな人達の出会いがあり、とても楽しいところだと思った。

大学に入ってからは、自分だけで積極的に行動することが多くなったと思う。高校生の時は、先生に任せて行動することが多かったが、大学では違う。授業の内容、朝の集いのようなことが掲示板で提示されたりする。最初はなにをすればいいのか分からなく、混乱したが友達から何度か助けてもらったことがあり、とても助かった。 自分の力で、ここは何をすればいいのか、ということを考える力も少し身に着いたと思う。

みんなは、大学は難しいところだというイメージがあるが、大学は勉強をするところではあるが、勉強以外の自分の能力を上がる場所でもあると僕は思う。 そしてなによりも大学はとても楽しい。入学してから3カ月だが、思い出はいくつかあります。
大学は自分のやりたいことがみつかる場所でもあると僕は思います。


「高校の時考えていた大学生活」

  • 高校の時より自由
  • 100人くらい入る大きい教室で勉強する
  • 自分で時間割を決める
  • 設備が整ってる
  • 学校が広い
  • サークルが沢山ある

「入学してみて思ったこと」
大学は確かに高校の時より自由である。学校が広く、設備も整っているので専門的な勉強もできる。東北工業大学は30人〜40人で授業を行うが、少人数で行う授業もあるので自分が分からない事を気軽に聞けたりする。
ほとんどが必修の授業だが自分が受けたいと思った授業を選択することもできる。午前中に授業が終わる日もあるので割と自分の時間が多い。その空いた時間をどう使うかは君の腕の見せ所だ!バイトをするのもいいし友達とサークル活動に燃えるのもありだと思う。

「後輩へのアドバイス」
大学一年生の時専門教科は少ないが基本的な教科から始めるので、遊びはほどほどにしておいて「数学」や「物理」、「化学」などといった教科をしっかり勉強しておいた方がいいと思う。
勉強には関係ないが大学は私服で登校するので入学してから困らないように今のうちに私服を買っておこう!
最後に自分の夢に向かって努力してほしい。

中川研HOME   ◆東北工大HOME