女川設置 インダクション磁力計EL-539T メディアカード交換・観測停止・再立ち上げ
記録中のドライブが赤ランプ点滅
女川 ELF磁力計EL-539T
赤ランプのついていないカードは観測を止めずにこのまま交換可能。データ欠損なしにできる
47日以内に来られるならこれだけでOK(128Hzサンプリングの場合)

この状態の窓表示例
TIME : 2018/06/05 11:20:18 (ただし2019年4月以降は、
     GPS Roll over(GPSデータの日付は1024週までしかカウントできない)のため
     約19年前の日付が表示されてしまっている)
対応表2019 対応表2020
STS : MEASURING
PERIOD: 56027 / 0min (うしろの0minが「無限に記録」の意)
     ( 0min以外だと、その時間後、記録が止まってしまう)
FREQ : 128Hz (サンプリング周波数、通常128Hzにする)
DRIVE: 2
FILE : 1806\A6050000.dat (6月5日の例)
REMAIN: 29.7% 165.1H
[ MENU ] STOP
つまみはCH1, CH2 とも 94 とかいたところに(2019.5.9以降 これ以前は100dBにしていた)
(100dB,改修後は20dB下げてあるのでこれで74dBという意味)

観測停止手順
MENU
CNTL キーを押す
女川 ELF磁力計EL-539T MENUキー

窓表示
STOP RECORDING
PUSH Y/N

Y  キーを押す
女川 ELF磁力計EL-539T Yキー

窓表示
MEASUREMENT END
PUSH ANY KEY
何か キーを押す ..... 工事や移設で電源を落とす必要があるときはここで落とす
カード交換するだけなら電源は落とさないこと(衛星捕捉まで待たないといけなくなる)

カード交換:カードドライブの上の部分の黒いところを押して
女川 ELF磁力計EL-539T カード取り出し
カードを抜いて
女川 ELF磁力計EL-539T カード取り出し
女川 ELF磁力計EL-539T カード取り出し
新しいカードを挿す
女川 ELF磁力計EL-539T カード取り出し
観測再開
窓表示
RECORD DRIVE SELECT
1:
2:
3:
最初に記録したいドライブを選ぶ
全部のカードを新しくしたなら1でよい
今書きかけのカードに続けたければ、そのドライブ指定

電源を再投入からはじめるときは
MENU
CNTL キーを押してメインメニューに戻り
1:CLOCK で時刻確認
衛星4個捕捉、時刻がつくまで待つ (ここが長い)
CNTL キーを押してメインメニューに戻り
5:RECORD
窓表示
PARAMETER INPUT
PERIOD = 1440min 0=INF (初期状態)
電源再投入後は1440minとなっており、このままでは24時間で観測が停止してしまう
上下矢印キーで移動し左右矢印キーで0000 (連続観測)に直す

PERIOD = 0000min 0=INF (0000となっていることを確認)
FREQ = 1024Hz (初期状態)
電源再投入後は1024Hzとなっており、これではすぐにカードが一杯になり欠測が生じる
上下矢印キーで移動し左右矢印キーで0128Hzに直す

FREQ = 0128Hz (128Hzになっていることを確認)
通常観測は
PERIOD = 0000min 0=INF (0000となっていることを確認)
FREQ = 0128Hz (128Hzになっていることを確認)
(もし違っていたら、上下矢印キーで移動して、左右矢印キーで直す)

右下オレンジ色の SET キーを押す

表示窓中の右上の時刻が00秒になると記録再開、赤ランプ点滅開始
女川 ELF磁力計EL-539T
窓表示を確認(PERIOD=0000、サンプリング周波数が128Hzになっていること)

交換したカードを持って帰る。以上。

[参考] カード1枚で23.5日くらい(128Hzサンプリングの場合)
3枚とも交換なら、最大70日
47日以内に来られるなら、使用中(赤ランプ点滅)は抜かないようにすれば、データ欠損なしにできる